ピッタを鎮静する食事や生活養生のポイント!


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ピッタのエネルギーが過剰になると、体調面ではニキビなどの肌トラブル、胃腸疾患、血液系問題、心の面では怒りっぽく、完璧主義になりすぎたり…

元々ピッタ体質の方や、仕事で頑張りすぎている時、季節では夏に増えやすいピッタのエネルギー。

この記事では、ピッタを鎮静する食事や生活養生のポイントをお伝えします!

ピッタを鎮静する上で考えるべきピッタの性質

ピッタは火を表す。自然界の火や太陽のイメージ。

ピッタは五元素のうち火(+やや水)のエネルギーを示します。

ピッタの性質は、火をイメージすると分かりやすいのですが、さすような(鋭い)熱さを持っていますよね。

ピッタのもつ主な性質は熱性・鋭性・やや油性

ピッタのバランスが整っていれば、知的で情熱的、胃腸も丈夫で健康的なのですが、ピッタが乱れてしまうとこんな不調が出てきます↓↓↓

足👉ピッタが乱れると出る不調

  • ニキビ・発疹などの肌トラブル
  • 白髪・薄毛などの髪トラブル
  • 胃腸疾患
  • 血液系トラブル
  • 下痢・軟便傾向
  • 体臭・口臭
  • 目の充血
  • 怒りっぽい
  • 過度な完璧主義

現状、上記のようなトラブルを抱えている方には、ピッタのエネルギーを鎮静させ、整える食事や生活養生はとても役に立つといえます。

ピッタを鎮静するコツは、ピッタが持つ性質と逆の性質の食事や行動をとること!

ピッタのもつ主な性質は熱性・鋭性・やや油性でしたね。

なので、それと逆の性質を考えてみると、

冷性、涼性、鈍性、やや乾燥性となります。

基本的には、ピッタのもつ熱性をやわらげる冷性、涼性の食事や行動を取り入れるとバランスがとれるということなんです☝

ピッタを鎮静させる食事の7つのポイント

①腹八分、食べ過ぎないようにする

ピッタは胃腸の働きに密接に影響しています。

食欲旺盛なピッタ性質の方ですが、食べ過ぎてしまうことで、逆に胃腸トラブルなどの内臓疾患のもとに。

腹八分までにとどめましょう。

②水(水分)を適度にとるようにする

水を適度にとりましょう

ピッタの熱性を和らげるために、水は適度に摂りましょう。

白湯は熱すぎると感じることもピッタさんは多いので、常温の水がおすすめです。

③生野菜やフルーツなど涼性・冷性のものを適度にとる

抑えるポイント☝
ピッタの性質「熱性」と逆の「冷性」「涼性」の性質を利用する!

フルーツはピッタさんや夏場にはとてもおすすめです

フルーツは基本的に冷性もしくは涼性の質を持っているため、ピッタのケアには最適です。

特に夏の終わり~秋が旬の葡萄や柿はピッタを鎮静するのにぴったりのフルーツです。

ピッタ鎮静に葡萄は最適

生野菜や果物で作るグリーンスムージーについても、ピッタさんに最適。ただし、身体を冷やしてしまうので、季節構わずに飲むことや、ヴァータやカパタイプに人には常飲はおすすめできません。

生野菜&果物のスムージーはピッタさんに最適。

④辛味・塩味・酸味は控える

辛味・塩味・酸味はピッタのエネルギーを増加させる味です。

唐辛子、身体を熱くするスパイス類、塩辛いもの、酢の多用は控えましょう。

⑤甘味・苦味・渋味のものをバランスよくとる

甘味・苦味・渋味はピッタを鎮静し整えるのに適した味。

炭水化物類、緑の葉野菜類はきちんと摂りましょう。

特に、夏場にピッタのエネルギーが過剰になりやすい時は、夏が旬のキュウリなど瓜類、なす類など夏野菜は体の余分な熱をとる作用が高いので、積極的に摂るようにしましょう。

瓜類、ピーマン、なすなどは身体を冷ます作用があります。

夏が旬といえばゴーヤの苦味はピッタ鎮静にもってこい。ゴーヤはピッタを下げ、血液浄化作用もあるのでとってもおすすめです。ゴーヤが暑い沖縄の名産品なのは自然の摂理なんですね。

ゴーヤの苦味はピッタ鎮静に最適

⑥アルコール、刺激物、油っぽいものは控える

抑えるポイント☝

ピッタの性質「鋭性」「やや油性」を過剰にしないようにする

アルコールや刺激物はピッタのエネルギーを過剰にします。乱れを感じる時は控えるのがベター。

油っこいものは火に油を注ぐようなものなので同じく控えめに。

⑦身体の余分な熱を冷ますスパイスをとる

スパイスには身体を温めるものではなく、身体の熱を冷ます効果のあるものもあるんです。

具体的にはコリアンダー、カルダモン、ターメリック、サフランなど。

ピッタ鎮静に◎コリアンダーシードウォーターの作り方

小さじ一杯程度のコリアンダーシードを少しつぶし、コップ一杯の水に一晩漬けます。その水を飲むだけで、身体の余分な熱をナチュラルに取り除いてくれる効果や、ピッタ(熱)の上がり過ぎによる症状をとてもよく和らげてくれます。

ピッタを鎮静する生活養生のポイント5つ

①炎天下に長時間いないようにする

炎天下には帽子は必須

ピッタを過剰にさせてしまう最大の環境要因は火。つまり太陽にあたりすぎることです。

夏場や炎天下で行動するときは、帽子は必需品です!(←頭皮が熱くなりすぎることによる抜け毛にも効果的です)

②森林浴や涼しい時間帯に水辺で散歩を

森林浴はピッタをバランスさせます

抑えるポイント☝
ピッタの性質「熱性」と逆の「冷性」「涼性」「水」のエネルギーを活用して

涼しく、のんびりとした水のある空間はピッタのバランスを整えます。

ピッタが過剰になってきたと感じたら、涼しい時間帯の水辺や滝のある森林でゆっくりとお散歩するのがおすすめです。

③頑張りすぎない、完璧主義を目指さないようにする

ピッタのエネルギーは、頑張りすぎることで過剰になり乱れてしまいます。

怒りっぽくなったり、体調面でピッタ由来の不調を感じる方は、少し肩の力を抜いて、深い呼吸をして、休息をとるようにしましょう。

④目を長時間酷使しない

ピッタは目とも密接に関係しているので、目の酷使はピッタのエネルギーを過剰にさせてしまいます。

仕事でもプライベートでもPCやスマホで目をずっと休ませていない人は要注意です!

目を使いすぎてしまった時には、クールダウン効果のある、ローズウォーターを使ったアイパックがおすすめ。

コットンにローズウォーターを湿らせ、目元に数分パックしましょう。

顔のニキビや炎症に悩んでいる方は目元だけでなく、顔全体をローズウォーターでパックしてあげるのもGOODです!

⑤オイルマッサージはクールダウン効果のあるココナッツオイルがおすすめ

アーユルヴェーダが推奨するオイルでのセルフケア。

基本的にはセサミオイルベースのものが多いのですが、セサミオイルは体を温める効果が高いので、ピッタさんやピッタエネルギーが過剰なときは不向き。

そんな時におすすめなのがココナッツオイル。ココナッツオイルは、身体の余分な熱を冷ます効果があるので、ピッタ体質の方や夏場にはおすすめです。熱がす~っととれ、本当に涼しくなりますよ。

まとめ:ピッタを整えることで、クールダウンして頭も身体も涼やかに♪

ピッタのバランスが整うことで、心と体が熱くなりすぎることを防ぎつつつも、知的でエネルギッシュな日々を送ることが出来ます。

アーユルヴェーダの知恵をとりいれて爽やかで健やかな日々を送れますように。

ピッタを鎮静して心も身体も爽やかに


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ABOUTこの記事をかいた人

ヴァタ子さん

アーユルヴェーダを愛するあまり、大手化粧品会社に6年間勤務した後、アーユルヴェーダセラピストへ転身。 アーユルヴェーダ・健康・美容ネタを中心に発信しています! 【取得資格】 アーユルヴェーダビューティーセラピスト/アーユルヴェーダライフカウンセラー/ヘナインストラクター <都内アーユルヴェーダスクール総合プロコース510時間修了>