甘いものをやめられない、食べ過ぎてしまう方へ。アーユルヴェーダ的打開策!


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ダイエットしたいのに、どうしても甘いものがやめられない…

甘いものが大好きで、いつも沢山食べすぎてしまう…身体にあまりよくなさそうなのに…

そんな方に朗報です!

アーユルヴェーダ的にみた甘いもの対策をお届けします♪

甘いものは食べても大丈夫!?

甘いものは食べても大丈夫です!

まずは前提の部分から。

甘いものは身体に悪いから、いつ何時でも絶対にだめ!!!と頑なに避けている方もいるかもしれませんが(ヴァタ子も昔そうでした)、

結論からいうと、甘いものは食べても大丈夫です!

がんや糖尿病など、深刻な病気の場合は除き、適度に甘いものと付き合うことは、アーユルヴェーダや中医学的な観点から考えても健康的にもOKなことなんです。

アーユルヴェーダ的甘味の捉え方

アーユルヴェーダでは甘味は、身体の滋養となり、ヴァータとピッタを鎮静する味だとされています。

なので、最近疲れているなぁ…とか、イライラするなぁ…という時に、甘いものを欲する欲求は、

実は極めてナチュラルな身体の反応。

なので、そういう時は適度に甘いものを食べてもいいんです。

ただし、甘味といっても、砂糖の甘味だけではありません。

さつまいもやカボチャ、栗なども甘味の分類に入るし、

もっというと、ご飯だって甘味。卵や肉類だって甘味に入ります。

主食、主菜をバランスよく食べていれば、甘味は自ずと摂取できちゃうんですね。

あくまで食材がもつナチュラルな甘味をメインにしつつも、体質や体調の状況から、時には甘いもの食べてもいいんだよ~とアーユルヴェーダは言ってくれています。

ちなみに:中医学的甘味の捉え方

中医学でも、甘味は滋養作用があり、体力の補強に効果があると言われています。

しかも、脾胃(胃や消化器系の働き)を強める味ともされています。

ただし、この場合も、食材がもつナチュラルな甘味のことを指し、お砂糖や生クリームがたっぷりのスイーツはやはり含まれません。(←これらのスイーツは、消化にとても重く、逆に胃腸を弱める原因となってしまいます)

中医学的な甘味の捉え方も、アーユルヴェーダとよく似た考え方です。

ただし、甘味の種類を賢く選んで、食べ過ぎないことが重要

甘いものと付き合う中で、健康面を考えて重要なのは、

重要

  • 甘味の種類を賢くチョイスする
  • いずれにしても食べ過ぎないようにする

この2つのこと。

これが守れれば、甘いものを執拗に悪者にする必要は全くありません!!

どうしても甘いものを沢山食べてしまう人へのアーユルヴェーダ的援護策!

でもどうしても、甘いもの欲求がとまらない、いつも甘いものを食べすぎてしまう方は、これらの方法を試してみて下さい!

6味をバランスよくとる

アーユルヴェーダでは、一食の中で、6味をバランスよく食べることを推奨しています。

それは、6味をとることで、

ポイント!

  • 食事の満足度があがり暴飲暴食を防げる
  • 消化力(アグニ)があがる
  • 栄養的なバランスが整う

から。

甘いものへの欲求が高い方は、けっこうな確率で、食事が甘味に偏りすぎていたり、食事からとる栄養価がそもそも不足している方が多いです。

なので、どうしても甘いものが食べたい方や甘いものを食べすぎてしまう方は、6味をバランスよくとることは本当におすすめです。

自然に甘いものへの欲求が薄れ、そこまで量を欲しなくなるはずです!

<6味の具体例

  • 甘味 : 米、小麦、肉、卵、牛乳、さつまいも・かぼちゃ、ナッツ類、砂糖など
  • 酸味 :酢、梅干し、チーズ、ヨーグルト、レモンなど
  • 塩味 : 塩、漬物、醤油、味噌、昆布など
  • 辛味 : 生姜、胡椒、ワサビ、唐辛子、香辛料、にんにくなど
  • 苦味 : ほうれん草などの緑葉野菜、苦瓜、ターメリックなど
  • 渋味 :豆類、渋柿、緑茶など

白砂糖からシフトする

甘いものの中で、ダントツで避けたいものは何といっても白砂糖。

白砂糖は極陰性の食べ物で、究極的に身体を冷やしてしまうんですね。

しかも、GI値が高いから血糖値が急激にあがってしまい、身体に負担をかけてしまいます。極力避けたいところ…

そこで、打開策としては、GI値の少ない甜菜糖やデーツシロップ、ココナッツシュガーを活用すること。

この辺は料理やスイーツ作りにも、普通のお砂糖の代わりとして、かなり使い勝手も良いのでとてもおすすめです!

甘いもの好きな方も、賢く甘味をチョイスしましょう♪

GI値一覧

  • 白砂糖 109
  • グラニュー糖 110
  • 氷砂糖 110
  • 三温糖 108
  • 黒糖 99
  • 玄米水あめ 98
  • 蜂蜜 85
  • メープルシロップ 73
  • 甜菜糖 65
  • デーツシロップ 47
  • ココナッツパームシュガー 35
  • アガベシロップ 28

自然の甘味を活用する

甘いものの中でも、最強なのは、やはり自然の食材がもつ甘味。

さつまいもやかぼちゃ、デーツ、ドライフルーツなど、甘いもの好きな方なら、この辺の食材も好きなはず。

自然の甘味は身体に滋養をもたらし、疲れを癒す作用など、嬉しい効果も沢山。

旬のフルーツなどもすごく良いと思いますよ!

また、自然な甘味に身体が慣れてくると、味覚も整い、不自然なお砂糖の甘さはしつこく感じるようになって、量も抑えられると思います!

重ためスイーツを食べるならお昼がおすすめ

そうはいっても、どうしてもケーキなどの重ためのスイーツが食べたい時、ありますよね。。。

そんな時は、断然ランチ時がおすすめです!!!

というのも、アーユルヴェーダ的に考えると、一日の中で消化力(アグニ)が一番高いのはお昼の時間帯だから。(10~14時)

この時間帯だと、太りにくい、残りにくいです。

消化力の高いタイミングを狙ってがっつりと身体に消化してもらいましょう!

ストレス解消、リフレッシュする時間をもつ

ストレスや何か心に不安がある時、不思議と人は甘いものを求めます。

それは、甘いものを食べることで、一時的にセロトニンという幸せホルモンが出るから。

たしかに、甘いものを食べたら思わずにんまり、幸せ~~~とつい口に出してしまう人も多いはず。

(生理前などをのぞいて)普段よりも極端に甘いものがほしくなる時は、もしかしたら愛情不足だったり、自分を満たしてあげられてなかったり、心理的な問題が影響しているかも…

そういう時は、マッサージに通ったり、パートナーと触れ合ったり、自分で自分の身体を労わる時間を持ったり、自分を満たすことしてあげましょう。

瞑想やヨガなど「今に集中する」時間を持つことも非常に効果的ですよ!

おすすめの甘いもの まとめ

おすすめの甘味

おすすめ甘味
  • 甜菜糖やココナッツシュガーなど、身体に優しい甘味を使ったスイーツ
  • デーツ
  • ドライフルーツ
  • さつまいも、かぼちゃ、栗などの自然な甘味
  • 旬のフルーツ

極力避けてほしい甘味

避けたい甘味
  • 白砂糖たっぷりのスイーツ
  • 白砂糖&生クリームたっぷりのスイーツ

賢く甘いものと付き合っていきましょう♪




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ABOUTこの記事をかいた人

ヴァタ子さん

アーユルヴェーダを愛するあまり、大手化粧品会社に6年間勤務した後、アーユルヴェーダセラピストへ転身。 アーユルヴェーダ・健康・美容ネタを中心に発信しています! 【取得資格】 アーユルヴェーダビューティーセラピスト/アーユルヴェーダライフカウンセラー/ヘナインストラクター <都内アーユルヴェーダスクール総合プロコース510時間修了>