必見!ヴァータを鎮静する食事や生活養生とは


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アーユルヴェーダでいうヴァータを鎮静するための食事や生活養生は、現代社会を生きる我々にとって、健康を保つうえで最も大事なセルフケアかもしれません。

ヴァータを制する者は健康を制す!!

アーユルヴェーダ的生活のヒントをたっぷりお伝えします♪

ヴァータを鎮静するうえで考えるべきヴァータの性質

ヴァータが持つ性質

ヴァータとは5元素でいうと空や風のエネルギーのことをいいます。

ヴァータは主に冷性、乾燥性、軽性、動性、不規則性といった性質を持ちます。

自然の風がどのような性質を持っているかイメージすると分かりやすいですよ☝

ヴァータがもつ主な性質はヴァータを鎮静させる方法を考える上でとても重要なので是非頭に入れておいてください!

補足👉ヴァータのエネルギーが増えすぎたり乱れると起こる不調

  • 慢性疲労感
  • 冷え性
  • 皮ふの乾燥
  • 便秘(便が硬く、コロコロしているタイプの便秘)
  • 生理痛、生理不順
  • 不眠(眠りが浅い)
  • 腰痛(坐骨神経痛なども)
  • 不安感、焦燥感

上記の不調がある方は特にヴァータの鎮静方法は役立ちます!

ヴァータを鎮静するコツは、ヴァータと逆の性質の食事や行動をとること!

乱れたドーシャを鎮静させるための大事なアーユルヴェーダの理論

アーユルヴェーダの大事な理論、それは「同じ性質のものを加えると増え、反対の性質のものを加えると減る」という理論です。

つまり、過剰なドーシャのエネルギーを落ち着けるには、逆の性質のエネルギーの力を利用するということ。

寒い日には温かいもののパワーを、暑い夏には冷やすもののパワーをかりてバランスをとるといったイメージです☝

ヴァータと逆の性質とは

では、ヴァータの逆の性質を考えてみましょう。

冷たく、乾燥していて、動きがあり、不規則性をもつヴァータと逆の性質は、

温性、油性、重性、安定性、規則性といった性質です。

これらの性質をもつ食事や行動をとることがヴァータの鎮静にはとっっても大事ということなんです!

ヴァータを鎮静する食事のポイント4つ

①温かく調理したものや身体を温める食材をとること

温かく調理された食材

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「冷」と逆の「温」のエネルギー取り入れる

  • 生野菜ではなく断トツ温野菜がおすすめ
  • 味噌汁やスープなど温かい汁物をとりいれる
  • 身体を温める効果のある根菜を増やす
  • 身体を温める効果のある生姜やスパイスを積極的にとる
  • 飲み物は温かいものか常温以上のものを

②適度に良質な油分を食事にとりいれること

ギーはヴァータ鎮静にも最適

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「乾燥」と逆の「油」のエネルギーを取り入れる

  • 適度に油分を含んだ食事を意識する
  • ギーや、オメガ3、オリーブオイルなど良質なオイルを!
  • クリームシチューやミルク入りのポタージュなどこっくりしたものもおすすめ(食べ過ぎ注意)

③3食きちんと食べること

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「不規則」と逆の「規則的」なエネルギーを意識する

ヴァータはとにかく不規則なことをやっていると、とたんに乱れます。

朝食を常に抜いたり、断食をしょっちゅう行うのはヴァータ体質及びヴァータが乱れている方には全くおすすめできません!!!

出来るだけ同じ時間帯に、3食きちんと食べることが大事です。

④味は甘味・酸味・塩味を意識して摂ること

この3つの味はヴァータを鎮静させる代表的な味です。

普段の食事にも極力とりいれるようにして下さい。

炭水化物抜きとか、一切甘いものを口にしないというのも、特にヴァータさんやヴァータ乱れの方にはおすすめしません

一方で、辛味・苦味・渋味はヴァータのエネルギーを増やしてしまう味。少量摂る分は問題ありませんが、とりすぎには注意しましょう。

甘味・酸味・塩味の具体例
  • 甘味…米、小麦、肉、卵、牛乳、さつまいも・かぼちゃ、ナッツ類、砂糖など
  • 酸味…酢、梅干し、チーズ、ヨーグルト、レモンなど
  • 塩味…塩、漬物、醤油、味噌、昆布など

ヴァータを鎮静する生活養生のポイント4つ

①規則正しい生活をすること

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「不規則」と逆の「規則的」なエネルギーを意識する

規則正しい生活はヴァータを整える上で鉄板です!!!

極力同じ時間に起きる・眠る・食べるように心がけましょう。

②出来るだけ早く就寝し睡眠時間を7時間以上確保すること

ヴァータが乱れたことによる疲労感を解消するには何といっても「きちんと睡眠時間を確保すること」が非常に重要です。

特にヴァータ体質の方や、ヴァータ乱れの方は体力が低めなので、たっぷりの睡眠をとって、日々エネルギーを補充しましょう。

理想は22時台~23時くらいまでに就寝して7時間は睡眠を確保すること。

③身体を冷やさないように温かく保つこと

身体を冷やさないように

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「冷性」と逆の「温性」のパワーを利用しよう!

常に身体を冷やさないようにすることを意識しましょう。

  • シャワーで済ますのではなく湯船にしっかり浸かる
  • 身体を冷やさないように、温かく保つ
  • 長時間寒いところにいない/風にあたらないようにする
  • 軽い運動をして、内側から身体を温めるようにする

④肌を乾燥させないようにすること。セルフオイルケアもおすすめ

乾燥ケアにはオイルが最適

抑えるポイント☝

ヴァータの性質「乾燥性」と逆の「油性」のパワーを利用しよう!

  • 日常的に肌を乾燥させないようにしっとり系のクリームやオイルでケアをする
  • アーユルヴェーダのオイルマッサージ習慣もとってもおすすめ(↓↓↓やり方は以下の記事をご参考ください)

アーユルヴェーダのオイルマッサージは自分でも出来る!多すぎる効能とセルフマッサージのやり方について

まとめ:ヴァータを鎮静することで、心も体も安定する!

現代社会に生きる私たちにとって、最も乱れやすいのがヴァータのエネルギー。

そんな時代だからこそ、ヴァータを鎮静させて、疲労を和らげ、心も身体も安定して落ち着かせることが大事だと思います。

ご自身がヴァータタイプだと自覚がある方、疲労が慢性的にとれない方、いつも忙しくしている方、何だか最近心が不安定でそわそわしている方など、是非アーユルヴェーダの養生方法を試してみて下さい。

きっといい変化が起こるはずです!


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✩ドーシャの鎮静方法まとめ一覧はこちらから↓↓↓

「ヴァータ・ピッタ・カパ」それぞれのドーシャの鎮静方法まとめ一覧

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ヴァタ子さん

アーユルヴェーダを愛するあまり、大手化粧品会社に6年間勤務した後、アーユルヴェーダセラピストへ転身。 アーユルヴェーダ・健康・美容ネタを中心に発信しています! 【取得資格】 アーユルヴェーダビューティーセラピスト/アーユルヴェーダライフカウンセラー/ヘナインストラクター <都内アーユルヴェーダスクール総合プロコース510時間修了>