インドスリランカ発祥、5000年もの長い歴史を持ち、WHOからも世界最古の伝統医学と正式に認められているアーユルヴェーダ。
その魅力にとりつかれて早5年。そして、たぶんこの魅力から離れることは一生ないでしょう。
ヴァタ子が実際にアーユルヴェーダで説かれている生活の知恵を続けてみて、良い方向へ変化したこと、実際のケア方法などをまとめてお伝えしようと思います。
目次
アーユルヴェーダ的生活を5年続けて実際に変化した9つのこと
①健康法ジプシーの終焉
もともとかなりの美容健康オタクなので、テレビや雑誌で良いと言われている健康法や美容法にはすぐにとびついていました。
でも、効果が感じられずに、また次の健康法へ。この永遠のループ。
自分の体質に合わない玄米採食を一年ほど行い痩せこけてしまったり、酵素ブームに乗っかり体に合わない生野菜やフルーツをがんがん食べて身体を冷やしてしまったり、水を一日に頑張って2~3ℓ飲んで水毒症状を抱えることになったり…
でも、アーユルヴェーダに出会って、自分の体質や性質をしっかり理解することで、そのジプシーは終わりました。
結論、どんな健康法や美容法も、一人一人の体質次第。
私に一番大事なことを気づかせてくれたのがアーユルヴェーダでした。
②自分の体調を自分で管理できるようになった
一人一人の本来持っている体質や性質をとても大事に捉えているアーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダの理論を学ぶと、自分が本来どんな体質で、どんな食材をどういう風に調理して食べて、どういった生活習慣を送るとよいかが、体系的にきちんと分かります。
それが出来るようになって、本当に自分自身の体調管理がしっかりと出来るようになりました。
おかげで体調も基本的にとても良く、明らかに以前より健康になりました♪
③肌や髪が綺麗に、丈夫になった
これは女性としてはとても嬉しいところ(・´з`・)
以前気になっていた毛穴の開きやニキビ、ニキビ跡も綺麗になり、つやっと健やかな肌になりました。
髪の毛も、私は元々かなり細い髪質で、肩まで伸ばすくらいで、枝毛や切れ毛だらけになっていたのですが、今ではそんな悩みもどこへやら。
健康=綺麗といっても過言ではないほど、本当に美しくいるためには心身ともに健康であることが必要だと感じます。
④家族の健康管理もできるようになった
アーユルヴェーダ生活4年目くらいで結婚もしました。アグ兄さん(夫)は、私とは正反対の体質をもっている部分があって、身体のバランスが乱れると、てき面に特有の不調が出ます。
そんな時も、アーユルヴェーダの知恵があれば冷静に対応できます。だから、夫は体調をたまにがくんと崩しますが、病院にはかかったことはなく案外数日でけろっとしています。(←元々丈夫なカパ体質ということもありますがw)
アーユルヴェーダを学ぶと、自分だけでなく、家族や友人の健康状態も見極め、スムーズに対応できるようになるのがとても嬉しいところです。
⑤精神的に毎日とても落ち着くようになった
精神的に穏やかに過ごせるようになったのは、アーユルヴェーダ的生活を初めて比較的早い段階で気づきました。
アーユルヴェーダセラピストに転職するまで、化粧品メーカーに勤めていましたが当時はかなり激務。長年、心身ともにくたくたになるまで毎日働いていましたが、そんな中でも不思議と精神的には落ち着いていました。
何があってもぶれない自分の芯が出来たようなイメージです。
あとは、生理前の浮き沈みも以前に比べて本当に楽になりました。
⑥自分のありのままを認め自分らしく生きられるようになった
アーユルヴェーダに出会って一番良かったと心から思っているのは、自分らしく生きられるようになったこと。
以前は人と比べて凹んだり、無理をして自分じゃない誰かになろうとしたり、悶々としている時期もありましたが、「自分本来の性質や体質を大事する」「その人が自分らしくありのままの状態でいることこそが最も幸せで、健康でいられる」ということを説いているアーユルヴェーダを深く学んでからは、ほどんど周りが気にならなくなり、自分自身のことをしっかり見てあげられるようになりました。
ありのままの自分を認め、自分らしくいられるようになったことで、毎日がとても楽しく、人生も好転したような気がしています。
本当にアーユルヴェーダには感謝することばかり。
⑦他人に対しても寛容に人づきあいが楽になった
アーユルヴェーダの体質論を学んで、周りの人との付き合いも非常に楽になりました。
自分自身のことも大事にするからこそ、周りの人の個性もとても大事に思えます。
いつもイライラぷんぷんしている人に対しても、ちょっとのろまな人に対しても、決して振り回されることなく、「個性だよな」とか、「今は体のバランスが乱れているのかな?」と思えるようになりました。
だってほんとにそうなんです。w
人は自分には変えられないし、その人がその人らしく過ごせているならそれが一番だよなぁって思います。
⑧何だかいつもキラキラしているねと周りに人に言われるようになった
特に、化粧品会社を辞め、アーユルヴェーダセラピストに転身してから、お客さんやお友達にも「キラキラしているね~」と言われるようになったことは、個人的にはめちゃめちゃ嬉しいところ。
好きなことをやれているというのが大きいかもしれませんが、自分では絶対にアーユルヴェーダ的ケアを日々の生活に取り入れているからだろうなぁと思います。
おかげで、オージャス(←生命エネルギー、キラキラ要素の元)が増えたようです♪
⑨もっともっとアーユルヴェーダが好きになった
いやもう本当、アーユルヴェーダに関しては、前にも増して大好きになっています。
こんなに一人一人の「個」を大事にして、かなり理論的で普遍的な生活の知恵はアーユルヴェーダならでは。
それに、実際に自分にも、家族にも、お客さんにもアーユルヴェーダを通じて良い影響が目に見えて出ていることが、自信をもてる根拠です。
これからもアーユルヴェーダの学びを続け、沢山の方にアーユルヴェーダの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
実際に続けているアーユルヴェーダ的生活習慣
- 毎朝の舌苔掃除、舌のチェック
- 白湯
- 週に2~3度のセルフオイルマッサージ
- 体質に合った食材を適度に摂る
- 旬の食材を積極的に摂る
- 体質に合った生活習慣をする
- ヨガ
- 呼吸法
- 食事に集中する
- 作り立ての食事を食べる(ほぼ自炊、作り置きはなるべくしない)
- アーユルヴェーダハーブを摂る
- 年に一度は行ったことのない場所に旅に出る
これらのことが、実際にずっと続けているアーユルヴェーダの習慣であり、私自身大きく効果を感じているものです。
こうやって挙げてみると、意外と多いなぁという印象ですが、全部がライフスタイルであり、身について自然とやっているので、大変さとかは微塵もありません。
何せ、どの習慣もやってみると心地よすぎて「せずにはいられない」という感じです。
無理をしてやるのではなく、心地よいから続けたい生活の知恵が多くあるのもアーユルヴェーダだからこそだと思っています。
アーユルヴェーダの醍醐味は「実践あってこそ」だと感じるので、沢山の方にアーユルヴェーダ的生活習慣を知って頂き、生活に活かして頂きたいです。
いくつかの習慣を記事に挙げているので、是非参考にして頂ければ幸いです↓↓↓
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