秋の味覚といえば、「栗」!
今年は勢いあまって初めて栗を購入したものの、わたくしヴァタ子は、栗仕事の大変さ、全く分かっていませんでした。
虫さんとの戦い、一見平和そうな栗の皮むきという名の死闘。手の痛み、時間との勝負…
ほんっと~~に心がポきっと折れそうでした…(いや、折れました)
でもめげずに2回も栗を買ってしまったほど、やっぱり旬の栗はとっても美味しい!!!
簡単に安全に、そして少しでも時短にできる栗仕事とは!?
栗仕事一年生のヴァタ子が体験したあれこれをご紹介します。
栗仕事 下ごしらえのポイント!
まずは、浸水させて鬼皮をむきやすく!
栗仕事といったら、皮むきではじまり皮むきで終わります。
「皮むきを制するものは栗を制する」そういっても過言ではありません。
外側の固い皮が鬼皮、内側の皮が渋皮。
それで、まずは鬼皮のほうを剥きやすくするために、まずは買ってきた栗を水でよく洗って、以下のどちらかの方法で水に浸しておきます。
- そのまま水に1時間ほど
- 40℃くらいのぬるま湯に15分ほど
こうすることで、鬼皮くらいだったら、するっと手でも簡単にむけます。

そうそう、上の写真にも栗に穴が大きく空いたものがあるけれど、虫食いにあっていて中身がモザイク必至なビジュアルなので、最初から捨てたほうがベターです。
曲者なのが渋皮むき。栗の皮むき器が大活躍!
鬼皮までなんなくクリアーして、「栗仕事意外といけるや~ん♪」と思っていたのも束の間。
地獄なのは渋皮剥きでした。
初めて渋皮剥きをした時は、何にも知識がないまま包丁で剥き始めたのですが…
これがまためちゃくちゃ手間がかかるのなんのって。
皮が硬くてするすると向けない。栗のボディが小さいから手が窮屈で指が痛くなる。
結果、手の痛みと比例して時間が鬼のようにかかる!!!泣
そこで、2回目はあっさりと栗の皮むき器を購入。
これです。買って大正解。

Amazonで1,200円くらいで買えます。
手を切らないように、軍手をはめて。

最初はちょっと手こずったけど、慣れてくると、小さなリンゴをするする~と剥いているような楽しい感覚に。どんどん剥けちゃう。
最初に包丁で剥いた時の3分の1くらいの時間で渋皮剥き完了。

皮むき器を使ったけれど、今回は夫のアグ兄さんにもお手伝いしてもらいました。
いやね、栗仕事は一人でやるものではないです。ほんとに!
家族みんながいる日に栗仕事を行うのをおすすめします。(切実)
栗仕事 低温熟成させるのが甘味アップのポイント
3週間低温熟成させた栗で栗ご飯
栗は買ってすぐよりも、ポリ袋などに入れて、冷蔵庫で低温熟成させると甘味が増します。
一番初めに栗を買った時は、早く食べたいのもあって3日寝かせただけでした。それでもそこそこ甘くて美味しかったんだけど…
で、二回目に栗を買った時は、どれだけ甘くなるのかと思って3週間ほど冷蔵庫のチルド室で熟成させてから調理。
たしかに、甘味がぐ~~んとアップしていて、めちゃめちゃ美味しかったです。(ちなみに4~6週間の熟成で糖度は4倍にもなるらしいです)
来年は早めに買って寝かしてから使おう~と心に決めた瞬間でした。

栗は買ってすぐじゃなくて、冷蔵庫で4~6週間低温熟成させで甘味をアップさせよう!
それ以上熟成させると、逆に糖度が低下します!
栗仕事を簡単に、安全に、時短に行うには
栗仕事一年生の感想
これを言っちゃぁおしまいよかもしれませんが、
栗仕事は慣れに尽きると思いました。
でも、慣れてない人は、皮むき器を使ったり、軍手をはめたり、ちょっとした工夫で快適に、時短でできるということも学んだ栗仕事一年目。
いつかささっと栗仕事をこなせるようになって、栗ご飯の日も、品数増やせるような女になりたい。栗ご飯の日は、精魂尽き果てて自ずと品数少なくなるの図↓w

世の中のお母さんたち、本当に尊敬です!
ヴァタ子も頑張るぞー!
- 栗仕事は十分な時間がある時に行う
- 渋皮剥きはしんどい。皮むき器を使うと3分の1の時間で皮むき完了。(料理の大先輩は不要かも)
- 栗の皮は硬くて剥きにくいから軍手があるほうが絶対に安全。
- 栗仕事は一人の時にやらない。心が折れるから家族の手伝い必至。
- 虫食いのある栗は中身が悲惨なことになってるので、はなから捨てる。
- 冷蔵庫で低温熟成させると糖度がぐんとアップして超絶美味
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