アーユルヴェーダでは、「すべての退行性・慢性の病気の80%は、能率的でない消化や吸収、そして代謝が根本原因となっている」と考えられているくらい、消化力(アグニ)をかなり重要なものと捉えています。
消化力が健やかに保たれいることは、健康で美しく過ごすために切っても切り離せないこと。
この消化力を上げる為に、キッチンですごくなじみのある食材があります。
それは「生姜」
今日は生姜を使ったアーユルヴェーダ的消化力アップレシピをご紹介しますね!
目次
食前に食べるだけ!アーユルヴェーダ的消化力アップレシピ「生姜スライス」
食前に生姜を食べると、消化力(アグニ)がアップするうえ、体内に未消化物質(アーマ)が溜まるのを防いでくれます。
材料(3~4人分)
- 生姜…3分の1かけ程度
- レモン(もしくはライム)…8分の1カット
- クミン…小さじ1
- 岩塩…小さじ1
レシピ
生姜を薄くスライスし(もしくは千切りに)、レモン汁を絞り、その他の材料を混ぜるだけ。材料さえ揃ってしまえば本当に簡単です!
食べ方
食事の20~30分前に、スライス1~2枚ほどをかじりましょう。
スパイスメモ「クミン」
クミンはブラックペッパーに次いで世界で広く使われているスパイス。
カレーをはじめ、普段の料理にもすごく使いやすいので家庭に常備するのもおすすめです。
消化不良、胃腸の働きを整えることに効くため、天然の胃薬・便秘薬としての役割も期待できます。
生姜と合わせれば消化力アップの効果もぐーんと上がります!
まとめ
消化力(アグニ)を上げたければ、生姜を積極的にとろう!
アーユルヴェーダでは、生姜は神様からおくられた治療薬とまで言われています。
消化力をあげるのはもちろん、腸内にたまったガスの排出や、冷えの改善、風邪予防、免疫力アップ、関節炎やリウマチにも治療効果を発揮するなど、その効果は計り知れません。
特に、アーユルヴェーダでいうヴァータさん、カパさんにはすごくおすすめの食材になります。(ピッタさんは消化力が元々強いので、過剰摂取に注意してください。)
消化力を上げる生姜スライスレシピ、是非試してみて下さいね!
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